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【医師が解説】Apple Watchで「睡眠時無呼吸の可能性」と出たらどうする?

【医師が解説】Apple Watchで「睡眠時無呼吸の可能性」と出たらどうする?

夜に何度も目が覚めてしまう。朝は頭が重く、すっきりしない。家族からいびきや「呼吸が止まるみたい」と言われる。これらの症状は調べてみると”睡眠時無呼吸症候群(SAS)”が疑われると出てくることが多いです。現行のApple Watch Series 9、Series 10、Ultra 2は、加速度センサーとマイクで睡眠中の呼吸の乱れを検知し、中等度から重度の睡眠時無呼吸の兆候が疑われる場合に通知する機能を備えています(2025年10月現在)。そのため、最近Apple Watchに「睡眠時無呼吸の可能性」という通知が表示されたということで受診される患者様が多くなってきました。まずお伝えしたいのは、Apple watchの通知は診断ではありませんが、体のサインを見逃さないための大切な合図であるということです。

通知が来たらどうする?——循環器内科が重視するポイント

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、夜間に無呼吸や低呼吸が繰り返される病気です。その結果、血圧の変動心拍の乱れが起きやすい状態となり、高血圧の増悪、心房細動、心不全、冠動脈疾患、脳卒中などのリスクが高くなります。また、快適な睡眠が得られないために、起床時の頭痛や日中の眠気などの症状を引き起こします。 循環器内科としては、通知の有無だけでなく、夜間の血圧パターン心電図の微細な変化も含めて評価し、優先すべき検査や治療の順番を一緒に決めていきます。

受診の目安:Apple watchで”睡眠時無呼吸の可能性”の通知が来た方で、以下の項目の内、1つ以上当てはまったら、ご相談ください

  • いびきが大きい、あるいは途切れて再開すると指摘される
  • 呼吸が止まる/止まっていると家族に言われる
  • 朝の頭痛・口渇・熟睡感の乏しさが続く
  • 日中の強い眠気、集中力低下、運転への不安
  • 高血圧・糖尿病・肥満・脂質異常がある
  • 心房細動・心不全・冠動脈疾患の既往がある
特に「いびき+日中の眠気」、「高血圧や心血管疾患の既往+いびき」のある方は早めの検査が安心です。

睡眠時無呼吸の通知画面(Appleサポートサイトより引用)


放置すると、なにが心配ですか?

睡眠時無呼吸症候群は放置して改善する病気ではありません。「いつか検査を受けよう」と思い、先延ばしにすると、夜間の無呼吸状態の影響により血圧のコントロール不良不整脈の誘発など、心血管や脳への負担がじわじわと積み重なっていく危険性があります。さらに日中の眠気は、仕事のパフォーマンスや交通事故リスクにも影響するため、仕事で運転をする方は特に注意が必要です。過去に運転手の睡眠時無呼吸症候群を原因とした事故が日本でも数多く起きています。”いびき”や“日中の眠気”を当たり前にしないことが大切です。

「不安になった時に解決につながる診療を」

当院は横浜市神奈川区のクリニックです。予約不要で受診いただけ、循環器内科専門医睡眠と心臓の両面から評価します。当院では、在宅での簡易睡眠検査ご案内します。検査はいつもの寝室で行えて、機器を返却して頂いた当日に結果をお話しし、睡眠時無呼吸の程度の評価、必要があれば追加の検査のご案内をします。

初診の流れ

  1. 症状・生活習慣・既往の確認、血圧/心電図などの確認
  2. 在宅での簡易検査を手配
  3. 結果説明:重症度と治療の優先順位を共有し、必要時には終夜ポリソムノグラフィー(PSG)を手配します。

ケースで学ぶ:“続けられる”解決策

ケース:40代 会社員/通知+朝の頭重感 高血圧の既往、起床後の頭重感があり、Apple watchで“睡眠時無呼吸の可能性”と表示されるため受診されました。ご家族にもいびきの指摘があり、高血圧の既往もあったため、簡易検査を施行したところ、重度の睡眠時無呼吸症候群の診断となりました。重度の場合には精密検査を施行せずにCPAPを導入する場合が多く、ご本人にお話の上、CPAP(持続陽圧呼吸療法)の導入となりました。CPAP開始後、2〜3週間で起床時の頭重感は軽くなり、血圧の薬も1種類減らすことが出来ました

よくある質問(FAQ)

Q1. 通知が来ましたが、信じられません。受診したほうがいいですか?

A. 通知はスクリーニングの合図で、確定診断ではありません。以下のセルフチェックに当てはまる部分があれば、一度は検査で客観的に確認しすることをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群のセルフチェックはこちら

Q2. CPAPは誰にでも向きますか?長く続けられるか不安です。

A. CPAPは睡眠時無呼吸症候群に対しては有力な治療です。ただし長く続けるためには、圧の調整、マスクの選択、加湿の有無などの設定が必要です。また、これらは季節によって、患者さんそれぞれによっても適切な設定が変わってきます。当院では二人三脚で無理なく続けられる形を一緒に探します。ガイドラインに沿って、定期的に効果を見直します。

Q3. まず自分でできる対策は?

A.体重管理(肥満がある方)就寝前の飲酒を控える横向き寝を意識する、寝室の乾燥・鼻閉対策就寝前のカフェイン/スマホ控えなどは、検査・治療と並行して取り組んでいきましょう。これらの生活習慣の改善は睡眠時無呼吸症候群だけではなく、生活習慣病の予防にも繋がっていきます。 “生活習慣病に関してはこちらの記事もご覧ください” 本当は怖い生活習慣病。がんとの関係も!

最後に——不安を“行動”に変えるお手伝いを

SASは自覚症状が乏しいことも多く、気付かれにくいですが、生活へ確実に影響する疾患です。Apple Watchの通知は、SASの診断のきっかけになることもあり次の一歩を踏み出す理由としては十分です。 横浜市神奈川区にあるMyクリニック本多内科医院は予約不要で受診でき、簡易検査の当日のご案内が可能です(機器に空き状況によります) 循環器内科専門医が睡眠と心臓や血管など動脈硬化性疾患の両面から丁寧に診療致します。 横浜市神奈川区・鶴見区・港北区・保土ヶ谷区にお住まいの方で「いびき」でお困りの方、睡眠時無呼吸症候群が心配な方、高血圧や糖尿病、腎臓病などをお持ちの方、睡眠時無呼吸症候群で他院にて治療の方も、ぜひ一度当院へご相談ください(※横浜市内その他エリアも対応可/ご相談ください)。  

📞 電話:045-755-3039

📧 メール:mychondaiin@gmail.com

🏥 診療科:内科、循環器内科

🔷 総合内科専門医、循環器内科専門医

📍 Myクリニック本多内科医院(横浜市神奈川区反町4丁目27-1)

この機会に下記の当院公式LINEをご登録ください。 ワクチンの予約に使用できる他、今後多方面での展開を考えております。  

監修: Myクリニック本多内科医院 院長 本多洋介

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