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受験生応援☆インフルエンザを予防して万全な態勢で試験に臨むために!

受験生応援☆インフルエンザ予防を予防して万全な態勢で試験に臨むために!

当院では「大事な試験の日にインフルエンザにかかってしまって、本来の実力が出せなかった」、「子供が大事な受験前の時期にインフルエンザになってしまった」そのようなことを出来る限り少なくするために、受験生応援 のためのインフルエンザ予防プロジェクトを開始しました。
 

予防作戦その①

[ワクチン接種]

日本感染症学会からも「2024/25 シーズンにおいてもインフルエンザワクチンの積極的な接種を強く推奨します」と提言されています。 入試開始の2-3カ月前までに(遅くとも1か月前までに)、ワクチンを接種します。基本的には1回で十分ですが、13歳未満の方などで2回接種を希望する場合は1カ月程度の間隔をあけて2回接種を実施することも可能です。この場合は3カ月前と2カ月前に接種することをお勧めします。
鼻腔から投与する痛くないワクチン「フルミスト」のご用意もあります。
ただしこれまでにワクチンを接種したにも関わらずインフルエンザに感染したことがあるという人も多いのではないでしょうか。6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されており、ワクチン単独でインフルエンザの感染を完全に防げるわけではありませんでした。 一方、国内の研究によれば、65歳以上の高齢者については82%の死亡を阻止する効果があったとされており、ワクチンの重症化予防効果はかなり高いと報告されています。
気管支喘息など呼吸器疾患をお持ちのお子様は積極的なインフルエンザワクチン接種が推奨されています。  

予防作戦その②

[受験前などの抗インフルエンザ薬の予防投与]

インフルエンザ治療薬は感染初期に内服することでウィルスの増殖を抑制し、感染症状を軽減してくれる効果があります。 その効果を用いて、感染しても発症させない「予防投与」という方法があります。 こちらの投与方法は保険適応外の”自費診療”になります。
大事なイベントの「1週間前」から開始するのが一般的です。薬を使ってから7-10日間効果が持続するので、1週間前に投与することが多いですが、投与のタイミングについては処方してもらう医師と相談して決めるのがベストです。
例) 2/1-2/5 テストの場合、1/25-31までの予防内服が有効です。(イナビルの場合は1/25-26に吸入)
インフルエンザ薬(タミフル)の予防投与に関しては、海外からの報告では72-82%の発症予防効果が、日本国内からの報告では90%を越える発症予防効果が報告されています。

※当院は別途1000円の診察料を頂いております(値段は市況などにより変動する可能性がありますことをご了承ください)。

よくある質問

Q. インフルエンザは完全に防げますか?
A. 残念ながら、完全には防げません。ワクチン、インフルエンザ薬の予防投与はインフルエンザ感染のリスクを可能な限り低下させるものですが、感染しないことを保証するものではありません。特にタミフル耐性ウイルスが流行した場合にはタミフルで感染を予防することは困難です。もし感染してしまった場合には、健康保険の範疇でしっかりと診療させて頂きます。本プロジェクトに参加していてもインフルエンザに感染してしまった場合や、本プロジェクトに使用する医薬品により副作用が生じた場合も、当院は一切の責任を負いません。また、いかなる理由であっても医薬品の返品や返金には応じられません。
Q. 自費診療って何ですか?
A. 健康保険等の公的医療保険が適用されない医療技術や薬剤を使う診療は自由診療と呼ばれます。保険外のため費用は全額(10割)が患者さまの自己負担となります。タミフルやイナビルはインフルエンザに感染した場合には一般的に使用している薬剤ですが、インフルエンザに感染した場合以外の抗インフルエンザ薬の使用は適応外使用となります。このため、予防投与は自費診療という扱いになります。使う薬剤自体は一般に流通しているものですが、万一、重い副作用が起こっても「医薬品副作用被害救済制度」の対象とはならず、補償を受けることはできません。また、医薬品には一定の頻度でアレルギー等の副作用が生じる危険性があるので、その点はご留意ください。
Q. タミフルの異常行動の心配はありますか?
A. タミフル内服後に異常行動(急に走り出す、高い所から飛び降りる)をとった子供の例がテレビで放送されたことがあり、タミフルの副作用ではないかと話題になりました。しかしその後の調査により、10代の子供でタミフル服用中に異常行動を起こす頻度は100万処方あたり6.5人、リレンザ服用中で4.8人、イナビル服用中で3.7人、いずれの抗ウイルス薬も服用していない子供で8.9人とされており、タミフルの内服に関わらず異常行動は見られています。このため、これらの異常行動は薬によるものではなくインフルエンザ自体による症状である可能性が高いと現在では考えられています。タミフルの投与に関してこの点がご心配な方には、一応イナビルの予防投与をお勧めしています。  
ワクチン接種と抗インフルエンザ薬の予防投与で準備してきた大事な試験を万全の体調で乗り切ませんか?
ご興味がある方はお気軽にご相談ください。当日お薬の受け取りをご希望される場合には、薬のご用意などもありますのであらかじめご連絡ください。LINEやメールからの連絡も受け付けております。  

📞 電話:045-755-3039

📧 メール:mychondaiin@gmail.com

🏥 診療科:内科、循環器内科

🔷 総合内科専門医、循環器内科専門医

📍 Myクリニック本多内科医院(横浜市神奈川区反町4丁目27-1)

この機会に下記の当院公式LINEをご登録ください。 ワクチンの予約に使用できる他、今後多方面での展開を考えております。  

監修: Myクリニック本多内科医院 院長 本多洋介

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  • 平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院)」
  • 平成28年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD(vaccine preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学)」
・日本感染症学会「2024/25 シーズンに向けたインフルエンザワクチン接種に関する考え方とトピックス」 ・N Sugaya. et al. JAMA. Efficacy of inactivated vaccine in preventing antigenically drifted influenza type A and well-matched type B 1994;272(14):1122-6. ・Welliver R, et al. : Effectiveness of oseltamivir in preventing influenza in household contacts: a randomized controlled trial. JAMA 2001; 285: 748-54
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