血液検査
糖尿病・脂質異常症・肝/腎機能・貧血・甲状腺・心不全の評価まで
健診で異常を指摘された方・気になる症状がある方はご相談ください
血液検査は、からだの状態を数値で確認できる基本的な検査です。糖尿病、脂質異常症、生活習慣病の評価をはじめ、肝機能・腎機能・貧血・炎症・甲状腺・心不全の負担など、自覚症状がない段階でも見つかる異常があります。健診結果で「もう少し詳しく調べましょう」と言われた方の再検査にも対応しています。
- 保険診療
- 予約なしでも相談可
- 健診異常の再検査に対応
- 結果を医師が丁寧に説明
- 生活習慣の見直しまでサポート
このページでわかること
血液検査とは
血液検査は、少量の血液を採取して、血糖、脂質、肝臓・腎臓の働き、貧血、炎症、ホルモン、心臓への負担などを調べる検査です。症状がはっきりしない段階でも、体の中で起きている変化を数値として確認できます。
「健診で血糖値が高いと言われた」「コレステロールが高い」「腎機能が心配」「だるさや息切れの原因を調べたい」など、血液検査は内科診療の入口になることが多い検査です。横浜市で生活習慣病を中心とした診療を行う本多内科医院では、ただ項目を測るだけでなく、数値の解釈を丁寧に説明し、今後の生活改善・治療・再検査の必要性まで含めてわかりやすくご案内します。
採血そのものは短時間で終わることがほとんどです。診察内容や混雑状況によって院内での滞在時間は変わります。
針を刺すときにチクッとした痛みがあります。採血が苦手な方、気分が悪くなったことがある方は、事前にお申し出ください。横になって採血することも可能です。
一部の検査は当日または短期間で確認できます。外部検査会社に依頼する項目は、結果説明が後日になることがあります。
糖尿病、高血圧、脂質異常症、利尿薬、抗凝固薬などの治療中は、効果や副作用の確認として定期的な採血が重要です。
異常値の経過を比べるため、健診結果、紹介状、お薬手帳、過去の採血結果があればご持参ください。
当院は予約なしでも診察を受けていただけます。待ち時間が気になる方は、混雑具合をお電話でご確認ください。
費用・保険について
| 保険適用 | 症状がある場合、健診で異常を指摘された場合、治療中の病気の確認など、医師が必要と判断した場合は健康保険が使えます。 |
|---|---|
| 自己負担の目安 | 検査項目数や診察内容により異なります。3割負担では、一般的な採血で数百円〜数千円程度が目安です。 |
| 自費検査 | 症状や医学的必要性がなく、ご希望で項目を追加する場合は自費になることがあります。詳しくは診察時にご相談ください。 |
※上記はあくまで目安です。診察料、検査項目、保険の負担割合、同日に行う他の検査によって費用は変わります。
来院時の準備・注意点
通常の採血では大きな準備は不要ですが、検査目的によって注意点が変わります。
血糖値・中性脂肪・肝胆道系の一部項目などは食事の影響を受けることがあります。来院時に状況をお伝えいただければ、検査項目や結果の解釈を調整して対応します。健診異常の再検査で空腹が必要かどうか迷う場合は、再検査の項目にもよりますので、事前にお電話でご相談ください。空腹時の状態で来院して頂ければ基本的には問題ありません
水やお茶は通常問題ありません。コーヒーもブラックであれば問題ありませんが、大量の摂取は控えてください。ジュースや清涼飲料水は避けてください。お薬は自己判断で中止せず、普段通り服用してください。中止が必要な場合は医師から個別にお伝えします。
健康保険証またはマイナ保険証、健診結果、お薬手帳、紹介状、過去の検査結果があると、参考になりますので、手元にある場合はお持ちください。
採血が苦手な方、気分が悪くなったことがある方は、事前にお申し出ください。横になって採血することも可能です。遠慮なくスタッフにお声がけください。
血液検査でわかること
血液検査では、生活習慣病のリスクから、臓器の働き、貧血や炎症、薬の影響まで幅広く確認できます。代表的な項目をご紹介します。
糖尿病・血糖の状態
血糖値やHbA1cで、現在の血糖の状態と過去1〜2か月程度の血糖傾向を確認します。健診で「血糖値が高い」と言われた方の再検査にも重要です。
脂質異常症
LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪などを確認します。動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防につながる大切な項目です。
肝臓・胆道の状態
AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビンなどで、脂肪肝、飲酒の影響、薬剤の影響、胆道系の異常などを調べます。
腎臓の働き
クレアチニン、eGFR、尿素窒素、電解質などで腎機能を確認します。高血圧、糖尿病、むくみ、利尿薬を使用中の方では特に重要な項目です。
貧血・血液の異常
赤血球、ヘモグロビン、白血球、血小板などを確認します。息切れ、動悸、だるさ、めまい、出血傾向の原因を調べる手がかりになります。
炎症・感染のサイン
白血球数やCRPなどで、体の中に炎症や感染が起きていないかを確認します。発熱、長引く咳、体調不良の評価に役立ちます。
尿酸・痛風リスク
尿酸値を測定し、痛風発作や腎臓への影響、生活習慣の見直しが必要かを確認します。
甲状腺機能
動悸、体重変化、手の震え、だるさ、むくみなどがある場合、TSHやFT4などで甲状腺ホルモンの異常を確認します。
心不全・心臓への負担
息切れや足のむくみがある場合、BNPやNT-proBNPなどを用いて心臓への負担を評価することがあります。心電図や心エコーと組み合わせて判断します。
血液検査だけで、病気のすべてがわかるわけではありません
血液検査は非常に有用な検査ですが、数値が正常でも症状の原因がある場合や、数値だけでは診断に至らないこともあります。たとえば、心臓の弁膜症や不整脈は心エコーや心電図が必要ですし、骨や関節、神経の問題は画像検査で評価することになります。
当院では、血液検査の結果と症状・診察所見を組み合わせて判断します。「採血で異常がなかったから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状が続く場合はご相談ください。必要であれば、その他の検査や画像検査などを組み合わせて評価します。
こんな症状・きっかけで受診されています
「症状はないけれど健診で異常があった」「なんとなく体調が悪い」という段階でも、血液検査で原因が見つかることがあります。横浜市の本多内科医院では、予約なしでも相談を受け付けています。
糖尿病は初期には自覚症状が少ない病気です。早めに再検査を行い、生活改善や治療の必要性を判断します。「少しだけ高い」という段階でも、一度ご相談ください。
脂質異常症は自覚症状がないまま動脈硬化が進むことがあります。動脈硬化のリスクを評価し、食事・運動・薬物療法の必要性を一緒に考えます。
脂肪肝、飲酒、薬剤、ウイルス性肝炎など、背景を確認しながら必要な追加検査を検討します。健診で2〜3年連続して高い方もぜひご相談ください。
クレアチニンやeGFRの変化を確認します。高血圧や糖尿病がある方は、腎臓を守る治療が大切です。自覚症状が出るころには進行していることが多いため、早めの確認をおすすめします。
貧血、甲状腺機能の異常、炎症、心不全、肝機能・腎機能など、症状の背景にある異常を幅広く調べます。「年のせいかな」と思っていた倦怠感が病気の初期症状だったということも少なくありません。
心臓・腎臓・肝臓・栄養状態・薬の影響など、むくみの原因を探る入口として血液検査を行います。循環器内科専門医が診察します。
降圧薬、糖尿病薬、脂質異常症治療薬、利尿薬、抗凝固薬などは、定期的な採血で安全性と治療効果を確認します。他院で処方されているお薬の確認も可能です。
発熱、長引く咳、腹痛、体調不良などがある場合、炎症反応や白血球数を確認します。CRP(炎症の程度を示す指標)なども参考にします。
食事や運動の効果を数値で確認することで、無理のない改善目標を立てやすくなります。生活習慣病の予防・早期発見にも役立ちます。
当院でよく確認する主な検査項目
以下は代表例です。すべての項目を毎回行うわけではなく、診察内容・症状・健診結果に応じて必要な項目を選びます。
糖尿病、糖尿病予備群、治療効果の確認。
LDL、HDL、中性脂肪など。動脈硬化リスクの評価。
AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビンなど。
クレアチニン、eGFR、尿素窒素、Na、Kなど。
白血球、赤血球、ヘモグロビン、血小板など。
CRPなど。感染症や炎症の評価。
痛風や高尿酸血症、生活習慣の評価。
TSH、FT4など。動悸・だるさ・体重変化の評価。
BNP、NT-proBNPなど。息切れ・むくみの評価。
検査後の流れ
診察で症状・健診結果を確認
いつから症状があるか、健診でどの項目が異常だったか、内服薬や既往歴を確認し、必要な検査項目を決めます。
採血を実施
採血が苦手な方は横になって行うなど、できる範囲で配慮します。
「食事をしてきてしまった」という場合でも、ご来院時にお伝えください。項目によっては当日でも対応できます。
結果をわかりやすく説明
異常値だけでなく、「どの程度心配か」「すぐ治療が必要か」「生活習慣で改善できるか」「次はどのタイミングで検査をしたらいいか」を具体的にご説明します。数値の変化傾向も含めて解説します。
生活習慣の見直し・指導
数値の改善には、食事・運動・睡眠・飲酒・喫煙などの生活習慣が大きく関わります。「何をどう変えればよいか」を具体的にお伝えし、無理なく続けられる方法を一緒に考えます。
「何を食べたらいいか」「どんな運動が向いているか」など、日常的な疑問もご相談ください。
必要に応じて治療・追加検査へ
糖尿病、脂質異常症、高血圧、心不全、腎機能低下などが疑われる場合は、内服治療を行ったり、必要な検査があれば追加して精密検査を行います。血液検査の数値が正常でも、症状が続く場合は他に原因が無いかを考えます。
専門的な検査・治療が必要な場合は連携
専門的な画像検査や入院・手術などが必要な場合は、総合病院や専門医療機関へご紹介します。検査結果と紹介状を合わせてお渡しし、スムーズに次の診療につなげます。
血液検査のよくある質問
血液検査は予約が必要ですか?
当院では予約なしでも診察を受けていただけます。待ち時間が気になる場合は、事前にお電話でご確認いただくと安心です。検査項目や混雑状況によっては、結果説明が後日になる場合があります。
食事をしてから来てしまっても採血できますか?
はい、対応できます。ただし、血糖値・中性脂肪・肝胆道系の一部項目などは食事の影響を受けるため、来院時に食事の状況をお伝えください。結果の解釈を調整して対応します。健診異常の再検査で「空腹で来るべきか」迷う場合は、事前にお電話でご相談ください。
結果は当日にわかりますか?
項目によって異なります。一部の基本的な検査は当日または短期間で確認できますが、特殊な項目や外部検査会社に依頼する項目は後日説明となります。結果が出た際にご連絡し、次回の来院時にご説明します。
採血で気分が悪くなったことがあります。大丈夫ですか?
ご来院前、または受付時にお申し出ください。横になって採血する、採血後に少し休んでいただくなど、できる範囲で対応します。迷走神経反射(採血後にふらつく・気分が悪くなる)は珍しくなく、事前にお伝えいただければ安全に対応できます。
健診でちょっとだけ異常と言われました。受診した方がよいですか?
「少しだけ高い」状態でも、糖尿病予備群・脂質異常症・慢性腎臓病の早期サインのことがあります。軽微な異常を繰り返している場合も要注意です。過去の健診結果と比較しながら、経過を一緒に確認しましょう。放置して悪化する前に、早めにご相談ください。
自分の希望で検査項目を追加できますか?
症状や医学的必要性がある項目は保険診療で検討できます。ご希望のみで追加する場合は自費になることがあります。「この項目を調べてほしい」というご要望があれば、診察時にご相談ください。
血液検査の数値が正常なら、症状があっても大丈夫ですか?
血液検査が正常でも、症状の原因がある場合はあります。たとえば、不整脈や弁膜症は心電図・心エコーが必要ですし、消化器や整形外科領域の問題は別の検査で評価します。血液検査の結果だけで自己判断せず、症状が続く場合はご相談ください。
他院で処方されている薬を続けながら検査できますか?
はい、問題ありません。お薬は自己判断で中止せず、普段通り服用のうえご来院ください。受診時に内服薬の種類と量をお伝えいただくと、結果の解釈に役立ちます。お薬手帳があればご持参ください。
糖尿病や高血圧の治療中ですが、定期採血はどのくらいの頻度で必要ですか?
病状や使用中のお薬によって異なりますが、一般的には3〜4か月に1回の採血で経過を確認することが多いです。治療が安定している方は間隔を空けることもあります。当院で通院中の方は、医師と相談しながら頻度を決めます。
結果が異常だった場合、どうなりますか?
異常値の程度と種類によって対応が変わります。生活習慣の改善で経過を見る場合、内服治療を始める場合、追加の検査(心電図・心エコー・尿検査など)を行う場合、総合病院や専門医療機関へのご紹介が必要な場合などがあります。いずれの場合も、次にやるべきことをわかりやすくご説明します。
高齢の家族の代わりに相談や検査の予約ができますか?
ご家族の方からの相談はお電話でお受けしています。診察そのものには基本的にご本人のご来院が必要ですが、ご家族と一緒に来院いただくことはもちろん問題ありません。訪問診療のご相談も受け付けていますので、外出が難しい場合はお気軽にご連絡ください。
検査の結果は郵送や電話で教えてもらえますか?
検査結果は診察でのご説明を基本としています。数値だけでなく、「どういう意味か」「次にどうすれば良いか」を含めてご説明するためです。外部検査の結果が出た際のご連絡方法は、診察時にご確認ください。

