レントゲン検査とは
X線を使って体の内部を画像で確認する検査です。当院では、症状や診察所見に応じて胸部や腹部などの撮影を行います。撮影自体は数分で終わり、痛みも処置もありません。
レントゲンだけですべての異常がわかるわけではありませんが、肺炎・心不全・胸水など、診察だけでは見えない変化を確認するうえで欠かせない検査です。結果は診察内容と合わせて医師が確認し、必要に応じて血液検査・心電図・心エコー・専門医療機関へのご紹介を検討します。
立った状態、または横になった状態で撮影します。注射や処置はありません。
撮影そのものは短時間です。診察や説明を含めた滞在時間は混雑状況により変わります。
金属ボタン・湿布・カイロ・ネックレスなどは画像に写ります。撮影前に外していただく場合があります。
費用・保険について
| 保険適用 | 咳・息切れ・胸痛・発熱・健診異常など、医師が必要と判断した場合は健康保険が使えます。 |
|---|---|
| 自己負担の目安 | 撮影部位や診察内容により異なります。3割負担では、一般的なレントゲン検査で数百円程度が目安です。 |
| 自費検査 | 症状や医学的必要性がなく、ご希望で撮影する場合は自費になることがあります。詳しくは診察時にご相談ください。 |
※上記はあくまで目安です。診察料、撮影部位、同日に行う他の検査、保険の負担割合によって費用は変わります。
レントゲンでわかる主なこと
診察だけでは見えない肺・心臓・お腹の状態を画像で確認します。
長引く咳、発熱、息苦しさなどがある場合に撮影します。肺炎の影や肺がんを疑う影がないかを確認します。肺がんに関してはレントゲンのみで見つけるのは難しい場合もあります。
心不全が疑われる場合、心臓の拡大や肺に水がたまる所見がないかを確認します。心不全が疑われる場合には心臓超音波検査と組み合わせて評価します。
腹痛・便秘・お腹の張りがある場合に、腸のガスや便のたまり具合を確認します。
こんなときにご相談ください
肺炎や気管支炎を確認するため、レントゲン撮影を行います。市販薬で改善しない場合はお早めにご来院ください。
肺の病気だけでなく、心不全など心臓の問題が関与していることもあります。血液検査や心電図と合わせて評価します。
気胸や肺炎などの肺の病気の可能性、大動脈解離などの血管の病気の可能性もあります。症状によっては心電図や血液検査も組わせて検査を行います。強い胸痛・冷や汗を伴う場合はすぐに受診してください。
過去の画像や健診結果があれば、変化を比較するためにご持参ください。
検査の流れ
診察
症状の経緯、健診結果、内服薬などを確認します。健診結果や過去の画像があればご持参ください。
撮影
必要な部位を撮影します。金属類・湿布・カイロなどは画像に影響するため、外していただくことがあります。妊娠中または妊娠の可能性がある方は必ずお申し出ください。
結果説明・次のステップへ
医師が画像を確認し、「異常な所見があるかどうか」「次にどのような対応をすべきか」をわかりやすくご説明します。必要に応じて追加検査や専門医療機関へのご紹介を行います。
よくある質問
レントゲン検査は痛いですか?
痛みはありません。立った状態または横になった状態で撮影し、息を止めていただく場面があります。注射や処置はありません。
被ばくが心配です。
胸部レントゲンの被ばく量は、日常生活での自然放射線と比べても少ない水準です。医師が必要性を判断して行いますので、過剰に心配する必要はありませんが、妊娠中または妊娠の可能性がある方は撮影前に必ずお申し出ください。
食事制限はありますか?
通常の胸部レントゲンでは食事制限はありません。腹部の症状で撮影する場合も、診察時に状況を確認したうえで判断しますが、基本的に食事制限はないと考えていただいて問題ありません。
結果はその日にわかりますか?
診察時に医師が画像を確認し、その場で結果をご説明します。追加検査や専門医療機関への紹介が必要な場合は、あわせてご案内します。
健診で「要精査」と言われましたが、どのくらい急ぎですか?
指摘された内容や、それ以外の症状によります。息苦しさや咳が続いている場合は早めにご来院ください。症状がない場合でも、健診結果をお持ちのうえ、なるべく早めにご相談されることをお勧めします。

