頸動脈超音波検査とは
頸動脈超音波検査は、首の左右にある頸動脈をエコーで観察する検査です。血管の内側が厚くなっていないか、プラークと呼ばれるコレステロールなどのかたまりがないか、血管が狭くなって血流が乱れていないかを確認します。
脳梗塞を起こした方の再発予防、狭心症・心筋梗塞・下肢閉塞性動脈硬化症など動脈硬化性疾患をお持ちの方の全身評価、脂質異常症・糖尿病・高血圧・喫煙歴がある方のリスク確認に役立ちます。
費用・保険について
| 保険適用 | 脳梗塞後のフォロー、頸動脈狭窄・プラークの経過観察、動脈硬化性疾患や症状があり、医師が必要と判断した場合は健康保険が使えます。 |
|---|---|
| 自己負担の目安 | 診察内容や同日に行う検査により異なります。3割負担では、一般的に数千円程度が目安です。 |
| 自費検査 | 症状や医学的必要性がなく、ご希望で動脈硬化チェックとして行う場合は自費になることがあります。詳しくは診察時にご相談ください。 |
※上記はあくまで目安です。診察料、保険の負担割合、同日に行う他の検査によって費用は変わります。
検査でわかる主なこと
首の血管を直接観察し、脳梗塞や動脈硬化に関わる所見を確認します。
血管の壁が厚くなっていないかを確認し、動脈硬化の進行度を評価します。
血管内にコレステロールなどがたまってできるプラークの有無や大きさを確認します。
血管が狭くなっていないか、血流速度に異常がないかを確認します。
こんな方におすすめです
プラークや狭窄を指摘され、定期的なフォローアップ先を探している方もご相談ください。
脳梗塞後の再発予防では、頸動脈の状態や動脈硬化リスクの管理が大切です。
心臓の血管病がある方は、首や足の血管にも動脈硬化が隠れていることがあります。
足の血管の病気がある方では、全身の動脈硬化の評価として頸動脈の確認が役立ちます。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙歴、家族歴がある方は、一度ご相談ください。
LDLコレステロール高値、糖尿病、腎機能低下などを指摘された方のリスク評価にも使います。
検査の流れ
診察
これまでの検査結果、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞・下肢閉塞性動脈硬化症の治療歴、内服薬、生活習慣病の状況を確認します。
測定
ベッドに横になり、首にゼリーをつけて超音波で左右の頸動脈を観察します。首まわりを出しやすい服装でお越しください。
結果説明
プラーク、狭窄、血流の状態を確認し、今後の治療や経過観察の間隔、必要な追加検査についてご説明します。
よくある質問
検査は痛いですか?
痛みはありません。首にゼリーをつけて超音波をあてる検査です。被ばくもありません。
食事制限はありますか?
通常、食事制限はありません。普段通りにお越しください。
他院で検査を受けていますが、フォローできますか?
可能です。過去の検査結果、紹介状、画像データ、お薬手帳などがあればご持参ください。経過を比較しながら確認します。
脳梗塞後も頸動脈エコーは必要ですか?
脳梗塞の原因や頸動脈の状態によって、定期的な確認が必要になることがあります。主治医の指示や過去の結果をふまえて判断します。
結果はその日にわかりますか?
基本的には検査後に結果を確認し、診察の中で医師がご説明します。必要に応じて追加検査や専門医療機関への紹介を検討します。

