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睡眠時無呼吸症候群と心房細動

動悸・不整脈が気になる方・アブレーション後の再発が心配な方へ

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に伴う合併症

心房細動・不整脈を指摘された方へ

心房細動の背景に
睡眠時無呼吸症候群が
隠れていることがあります

循環器内科専門医がSASと心房細動を「同じ場所・同じ医師」で一体的に診療。心臓エコー・ホルター心電図・SAS検査を院内で完結できます。

「動悸をくり返す」「心房細動を指摘された」「アブレーション後の再発が心配」という方は、一度SASの可能性も確認してみましょう。

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)では、睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりします。そのたびに体は酸素不足となり、交感神経〔自律神経の一種〕が刺激され、心臓に負担がかかります。

心房細動は、加齢や高血圧、心臓病だけでなく、睡眠中の低酸素や自律神経の乱れとも関係することがあります。本多内科医院では、循環器内科専門医・総合内科専門医の視点から、心房細動とSASを一体的に診療します。

このような方はご相談ください

心房細動の背景に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が関係していることがあります

心房細動や不整脈を指摘された方のイラスト

心房細動・不整脈を
指摘された

動悸や息切れがある方のイラスト

動悸や息切れを
くり返す

いびきがひどい方のイラスト

大きないびきを
指摘される

睡眠中の無呼吸を指摘された方のイラスト

寝ている間に
呼吸が止まる

アブレーション後に再発が心配な方のイラスト

アブレーション後に
再発が心配

CPAPを処方されているが心臓も心配な方のイラスト

CPAPを使っているが
心臓も心配

心房細動と睡眠時無呼吸症候群の深い関係

睡眠中の無呼吸が、心房細動の発症や再発に関係することがあります

心房細動は、心臓の上の部屋である心房が小刻みにふるえ、脈が不規則になる不整脈です。動悸、息切れ、胸の違和感として気づく方もいれば、健康診断や血圧計の不整脈表示で偶然見つかる方もいます。

心房細動の背景には、加齢、高血圧、弁膜症、心不全、糖尿病、飲酒、肥満など、さまざまな要因があります。その中で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)も見逃せない要因のひとつです。

心房細動をくり返す方、アブレーション後の再発が心配な方、いびきや無呼吸を指摘された方では、SASの有無を確認することが大切です。

ポイント:心房細動の治療では、抗凝固薬・脈拍を整える薬・アブレーションが中心ですが、「なぜ心房細動が起こりやすいのか」を考えることが重要です。SASがある場合、睡眠中の低酸素や心臓への負担が再発リスクに関係する可能性があります。

なぜ睡眠時無呼吸症候群で心房細動が起こりやすくなるのか

SASでは、睡眠中に気道が狭くなり、呼吸が止まったり浅くなったりします。そのたびに酸素不足と覚醒反応が起こり、自律神経や心臓の負荷が大きく変動します。この変化が毎晩くり返されることで、心房細動が起こりやすい状態につながると考えられています。

1 睡眠中に気道が狭くなる

いびきや無呼吸が起こりやすくなります。

2 酸素が下がり覚醒反応が起こる

体が危険を感じ、交感神経が刺激されます。

3 心房に負担がかかる

血圧・心拍・胸腔内圧の変動が心臓を揺さぶります。

4 心房細動が起こりやすくなる

不整脈の発症・再発につながることがあります。

機序 1

交感神経の過剰活性

無呼吸のたびに低酸素と覚醒反応が起こると、交感神経〔緊張・興奮時に働く自律神経〕がくり返し刺激されます。交感神経が過剰に働くと、心拍数や血圧が変動し、心房細動が起こりやすい環境につながる可能性があります。

機序 2

胸腔内圧の大きな変動

無呼吸中は、息を吸おうとしても空気が入りにくくなり、胸の中の圧が大きく変動します。この変動は心房を引き伸ばす方向に働き、心房の電気的な不安定性やリモデリング〔構造的な変化〕に関係すると考えられています。

機序 3

間欠的低酸素と炎症・酸化ストレス

酸素が下がっては戻る「間欠的低酸素」がくり返されると、炎症や酸化ストレス〔細胞へのダメージ〕が起こりやすくなります。これらは血管や心筋への負担となり、心房細動が起こりやすい土台を作る可能性があります。

数字で見る:睡眠時無呼吸症候群と心房細動のリスク

研究・ガイドラインから明らかになっていること

SASと心房細動の関連については、複数の研究やガイドラインで報告されています。以下は代表的な数字です。

約20~74%

心房細動患者にSASが合併

多くの心房細動の患者さんにSASが合併しているとされています。

約2〜5

健常人と比べた心房細動リスク

重症SASでは、心房細動の発症リスクが健常人の2〜5倍になるとの報告があります。

再発

未治療SASはアブレーション後再発と関連

未治療のSASがある方では、アブレーション後の心房細動再発リスクが高くなる可能性があります。

上記の数字はあくまで研究・報告の一例であり、すべての方に当てはまるものではありません。個々の状態によって異なりますので、詳しくは医師にご相談ください。

アブレーション後の再発と睡眠時無呼吸症候群

再発を防ぐには、不整脈の治療だけでなく背景因子の管理も重要です

カテーテルアブレーションは、心房細動の治療として重要な選択肢です。一方で、アブレーションを受けた後も、高血圧、肥満、飲酒、糖尿病、SASなどの背景因子が残っていると、心房細動が再発しやすくなることがあります。

いびきや無呼吸がある方、日中の眠気が強い方、アブレーション後に再発をくり返す方では、SASを確認することが再発予防の一助になる可能性があります。

当院の診療の特徴:心房細動の治療歴や内服薬、発作の出方を確認しながら、睡眠時無呼吸の有無もあわせて評価します。必要に応じて心電図、ホルター心電図、心エコーなどで心臓の状態を確認します。

夜間・早朝の動悸や息切れはサインかもしれません

診察室や健康診断の心電図だけでは見つかりにくい不整脈があります

心房細動は、常に出ている場合もあれば、発作的に出たり治まったりする場合もあります。診察室での心電図が正常でも、夜間や早朝に動悸が出ている場合、発作性心房細動が隠れていることがあります。

SASがある方では、睡眠中の低酸素や自律神経の変動がくり返されるため、夜間から早朝にかけて動悸、息切れ、胸部不快感、脈の乱れを自覚することがあります。

夜間の動悸

寝ている間や明け方に、急に脈が速くなる、脈が飛ぶ、胸がざわざわするなどの症状が出ることがあります。

早朝の息切れ

朝起きたときの息苦しさ、頭痛、強い眠気がある場合は、睡眠中の無呼吸や酸素低下が関係していることがあります。

不整脈表示

血圧計やスマートウォッチで不整脈を指摘された場合は、心電図で確認することが大切です。

検査の組み合わせが大切です:症状の出方に応じて、12誘導心電図、ホルター心電図、心エコー、血液検査、SAS簡易検査を組み合わせて確認します。

CPAP治療と心房細動への影響

SASの治療が、心房細動の再発リスク低減に役立つ可能性があります

CPAP(シーパップ:Continuous Positive Airway Pressure)治療とは、睡眠中にマスクを装着し、空気の圧で気道を保つことで無呼吸を防ぐ治療法です。中等症〜重症のSASに対する標準的な治療として広く用いられています。

CPAP治療による心房細動への影響については、観察研究やメタ解析で検討されています。SASを合併する心房細動患者では、CPAP治療によりアブレーション後やリズム治療後の再発が少なくなる可能性が報告されています。ただし、研究によって結果に差があり、ランダム化比較試験のエビデンスはまだ限られるため、心房細動治療や生活習慣改善とあわせて総合的に管理することが大切です。

報告されているエビデンス

  • OSAは心房細動の発症や再発と関連することが報告されています。
  • アブレーション後の心房細動再発リスクは、未治療のOSAがある方で高くなる可能性があります。
  • CPAP治療は、SASによる低酸素や交感神経の過剰な刺激を減らし、心臓への負担を軽減する可能性があります。
  • 効果には個人差があり、体重管理、飲酒制限、血圧・糖尿病管理、抗凝固薬の継続判断などとあわせた管理が重要です。

当院の方針:CPAP治療の適応がある方には、使用状況を確認しながら継続していきます。同時に、心房細動の再発状況、脈拍、抗凝固薬の必要性、生活習慣病の状態をチェックします。

放置すると脳梗塞・心不全リスクにつながることがあります

心房細動と睡眠時無呼吸症候群が重なると、心臓や血管への負担が大きくなります。心房細動による脈の乱れに加え、睡眠中の低酸素や血圧変動が毎晩くり返されるためです。循環器内科専門医の立場から、以下の合併症リスクに注意が必要です。

脳梗塞

心房細動では心臓内に血栓ができ、脳梗塞につながることがあります。抗凝固薬の必要性を適切に判断することが重要です。

心不全

脈の乱れや頻脈が続くと、心臓のポンプ機能に負担がかかります。SASによる酸素低下も心不全リスクに関係します。

高血圧

SASは夜間・早朝の血圧上昇と関係することがあります。高血圧は心房細動再発や脳卒中リスクにも関係します。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は脳梗塞・心不全リスクや薬剤選択にも関係します。腎機能を含めた全身管理が重要です。

当院で受けられる診療

心房細動とSASを、循環器内科専門医が一緒に確認します

心房細動が疑われる場合、まずは症状の出方、脈の乱れ、基礎疾患、内服薬、睡眠の状態を確認します。心房細動そのものの評価と、SASを含む再発しやすい背景因子の確認を並行して行います。

当院でまとめて相談できること

睡眠時無呼吸症候群(SAS)だけでなく、心房細動・高血圧・心不全などの循環器疾患を同時に確認できることが、当院の特徴です。

診療内容 本多内科医院での対応
SAS簡易検査・CPAP管理 対応可能です
心電図・ホルター心電図 院内で実施可能です
心エコー 院内で実施可能です
心房細動・不整脈の評価 循環器内科専門医が診療します
抗凝固薬・脈拍コントロール薬の管理 心房細動の状態に応じて対応します
高血圧・糖尿病などの生活習慣病管理 SASとあわせて総合的に管理します
血圧脈波検査・動脈硬化評価 必要に応じて実施します

※検査や治療の必要性は、症状・診察所見・既往歴を確認したうえで医師が判断します。

STEP 1

問診・心電図・脈の確認

動悸、息切れ、胸部不快感、発作の時間帯、血圧、服薬状況、いびきや眠気の有無を確認します。

STEP 2

ホルター心電図心エコーなどの循環器検査

発作性心房細動が疑われる場合はホルター心電図で確認します。心不全や弁膜症がないか、必要に応じて心エコーも行います。

STEP 3

自宅でのSAS簡易検査

いびき・無呼吸・日中の眠気・肥満・高血圧などがある場合は、睡眠中の酸素低下や呼吸状態を自宅で確認します。

STEP 4

心房細動とSASの継続管理

抗凝固薬の必要性、脈拍のコントロール、アブレーション後の再発確認、CPAP使用状況、生活習慣病を総合的に管理します。

循環器内科専門医が診療

心房細動、心不全、高血圧、糖尿病など、心臓・血管リスクを踏まえてSASを評価します。

検査をまとめて相談

心電図、ホルター心電図、心エコー、SAS簡易検査など、症状に応じて必要な検査を組み合わせます。

通いやすい立地

反町駅徒歩4分、東神奈川駅徒歩12分、神奈川駅徒歩4分。動悸や不整脈表示が気になる方もご相談ください。

予約なしでも受診いただけます

心房細動・動悸・SASをまとめて診てほしい方へ

「CPAPを使っているが、心臓のことも不安」「アブレーション後に動悸が再発した」という方のご相談も、循環器内科専門医が対応します。

月〜土曜診療(木・土は12:00まで) 反町駅徒歩4分・東神奈川駅徒歩12分

よくある質問

心房細動と睡眠時無呼吸症候群は関係がありますか?

関係することが多いと報告されています。睡眠中の無呼吸による低酸素、自律神経の変動、胸腔内圧の変化などが、心房細動の発症や再発に関係すると考えられています。心房細動の患者さんの約半数にSASが合併しているとの報告もあります。

アブレーション後でもSASの検査は必要ですか?

いびき、無呼吸の指摘、日中の眠気、高血圧、肥満などがある場合は、検査を検討します。睡眠時無呼吸症候群があると、アブレーション後の再発に関係することがあります。

CPAPをすれば心房細動は治りますか?

CPAPは心房細動そのものを直接治す治療ではありません。ただし、SASを合併している方では、睡眠中の低酸素や心臓への負担を減らし、再発リスク低減の一助になる可能性があります。

動悸があるだけでも相談できますか?

一度ご相談ください。動悸の原因は心房細動以外にもさまざまです。心電図やホルター心電図で不整脈の有無を確認し、必要に応じてSASの検査も検討します。

自宅で睡眠時無呼吸の検査はできますか?

多くの場合、まずは自宅で行える簡易検査から始められます。普段の睡眠に近い状態で、夜間の酸素化低下や呼吸状態を確認します。

心房細動の薬を飲んでいてもSASの検査は必要ですか?

心房細動の薬を服用していても、いびきや無呼吸、強い眠気、高血圧、肥満がある場合は、SASが関係していないか確認する意味があります。治療は薬だけでなく、背景因子の管理も大切です。

当院ではSASと心房細動をまとめて相談できますか?

相談できます。当院では、循環器内科専門医がSASの評価・CPAP管理に加えて、心房細動・高血圧・心不全などの循環器疾患も同じ場所で確認します。心エコーやホルター心電図、血圧脈波検査なども、必要に応じて院内で実施できます。「CPAPを使っているが心臓のことも心配」「動悸とSASの両方を相談したい」という方もご相談ください。

心房細動をくり返す方は、睡眠時の無呼吸も一度確認してみましょう

いびき・無呼吸・日中の眠気・高血圧・肥満がある方は、睡眠時無呼吸症候群が心房細動に関係している可能性があります。心房細動の治療中でも、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

反町駅徒歩4分・東神奈川駅徒歩12分 予約なしでも受診いただけます
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