「いびきや日中の眠気が気になるけれど、検査のために入院するのは難しい」。そんな方へ。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査は、入院しなくてもご自宅で受けられます。簡易検査はもちろん、より詳しい精密検査(在宅PSG)も、検査機器がご自宅に届くため来院も不要です。このページでは、横浜市神奈川区・反町の本多内科医院で、循環器内科専門医が睡眠時無呼吸症候群の検査の種類・流れ・費用の目安をわかりやすく解説します。
睡眠時無呼吸症候群の検査は、自宅でできる
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査には、大きく分けて「簡易検査」と「精密検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ)」の2種類があります。どちらも、眠っている間にセンサーで呼吸や血液中の酸素の状態を測る、痛みのない検査です。
精密検査(PSG)は一般的に1泊入院で行いますが、本多内科医院では入院せず、ご自宅で行える「在宅PSG」に対応しています。簡易検査も精密検査も自宅で完結できるため、仕事を休んだり、入院の予定を立てたりする必要がありません。いつものお布団で眠るだけで検査が進みます。
本多内科医院の検査の特長
- 入院不要:簡易検査も精密検査(在宅PSG)も、自宅で受けられます
- 来院不要で受け取り:在宅PSGの機器はご自宅へ配送。手配から結果説明・治療まで当院が一貫して担当します
- 循環器内科専門医が対応:高血圧や心房細動が気になる方も、睡眠と心臓の両面から診療します
睡眠時無呼吸症候群そのものの症状・原因・治療について詳しく知りたい方は、睡眠時無呼吸症候群の診療ページもあわせてご覧ください。
簡易検査(アプノモニター)とは
睡眠時無呼吸症候群の検査は、まず簡易検査から始めるのが一般的です。簡易検査であたりをつけて、より詳しく調べる必要がある方には精密検査を行います。
簡易検査で使う「アプノモニター」は、自宅でできる小型の検査機器です。指先に付けたSpO2プローブで体の酸素の状態を測り、気道が狭くなって酸素がうまく取り込めなくなっていないかを確認します。あわせて、鼻に付けたカニューレ(細いチューブ)で、呼吸の空気の流れといびきの音を記録します。装着して眠るだけで、検査は終わります。
当院の簡易検査は予約なしで、受診当日に機器の貸し出しが可能です(機器の在庫状況によるため、当日の検査をご希望の場合はお電話での確認をおすすめします)。検査の機器の使い方や費用について、より詳しくは睡眠時無呼吸症候群の簡易検査のページで解説しています。
精密検査(在宅PSG)も、入院せず自宅で
簡易検査だけでは診断がはっきりしない場合などには、より詳しい精密検査「PSG(終夜睡眠ポリグラフ)」を行います。PSGは、脳波・眼球やあごの筋肉の動き・心電図・鼻の空気の流れ・呼吸の状態・血液中の酸素飽和度など、多くの項目を同時に記録できる検査です。これにより、1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)を確認し、睡眠時無呼吸症候群かどうかを確定診断します。
PSGは一般的に医療機関へ1泊入院して行いますが、本多内科医院では入院せずに行える「在宅PSG」に対応しています。検査機器はご自宅に届くため来院の必要がなく、ご自宅でいつもどおり眠っていただくだけです。検査の手配から結果説明、その後の治療まで、本多内科医院が一貫して担当します。
| 検査の種類 | 内容 | 当院での対応・機器の受け取り方 |
|---|---|---|
| 簡易検査 (アプノモニター) |
指先・鼻のセンサーで、呼吸・いびき・酸素の状態を測定するスクリーニング検査 | 予約なしで受診当日に貸し出し可。受診当日に院内でお渡し |
| 在宅PSG (自宅で行う精密検査) |
脳波などを含めて詳しく睡眠の状態を調べる精密検査(終夜睡眠ポリグラフ) | 入院不要。機器をご自宅へ配送(来院不要) |
| 入院PSG | 1泊入院して行う、最も詳しい検査 | 多くの方は在宅検査で評価可能。入院先で装着 |
検査でわかること(AHI・重症度の目安)
睡眠時無呼吸症候群の検査では、AHI(無呼吸低呼吸指数)という数値を確認します。これは、睡眠1時間あたりに「無呼吸(10秒以上呼吸が止まる)」と「低呼吸(呼吸が浅くなる)」が何回起きたかを示す指標で、重症度の判定に使われます。
| 重症度 | AHI(1時間あたりの回数) | 治療の方向性の例 |
|---|---|---|
| 軽症 | 5以上15未満 | 生活習慣の見直し、マウスピースなど |
| 中等症 | 15以上30未満 | CPAP療法が検討されることがあります |
| 重症 | 30以上 | CPAP療法が積極的に検討されます |
検査結果(AHIの数値や症状、日中の眠気の有無など)をふまえて、どの治療が適しているかを医師が判断し、患者様と相談しながら方針を決めていきます。数値はあくまで目安であり、同じAHIでも症状や合併症によって対応は異なります。
なお、CPAP療法を健康保険で行えるかどうかも、このAHIの数値が基準になります。基準は検査の種類によって異なり、2026年6月の診療報酬改定で緩和されました。現在は、精密検査(PSG)でAHIが15以上、簡易検査でAHIが30以上の場合が一つの目安です(日中の強い眠気などの症状を伴う場合)。そのため、簡易検査の数値だけでは基準に届かないときに、より詳しい在宅PSGで調べることもあります。基準に届かない場合でも、症状や合併症に応じて、マウスピースなどの治療を検討します。
検査の流れ
本多内科医院での、受診から結果説明までの流れです。
まずは受診・問診
いびきや眠気の症状、生活習慣、高血圧などの持病の有無をお伺いします。当院は予約なしで受診できます。
自宅で簡易検査
小型の機器をお貸しします。ご自宅で指先や鼻にセンサーを付けて眠るだけ。普段どおりの睡眠で測定できます。
結果説明・方針の相談
機器の返却日に結果をわかりやすくご説明します。より詳しい検査が必要かどうかも、一緒に相談して決めます。
必要なら在宅PSG
精密検査が必要な場合も入院は不要です。在宅PSGの機器がご自宅に届き、来院せずに検査を受けられます。
検査・治療にかかる費用の目安
睡眠時無呼吸症候群の検査・治療は、医師が必要と判断した場合、健康保険の対象となります。以下は健康保険3割負担の方の自己負担額の目安です。診療内容や保険の負担割合によって金額は変わるため、詳しくは診察時にご説明します。
| 項目 | 自己負担の目安 |
|---|---|
| 初診・診察(採血・心電図など基本的な検査を含む場合) | 数千円程度 |
| 簡易検査(アプノモニターの貸し出し) | 3,000円前後 |
| 在宅PSG(自宅で行う精密検査) | 1万円前後 |
| CPAP療法(月1回の通院+機器レンタル料) | 月5,000円前後 |
CPAP療法の効果・費用・続け方については、CPAP治療のページで詳しく解説しています。
こんな方は、早めに検査を
次のような方は、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。当てはまる場合は、一度検査をおすすめします。
- 家族から「いびきが大きい」「寝ている間に呼吸が止まっている」と指摘された
- 日中に強い眠気がある、しっかり寝ても疲れが取れない
- 朝起きたときに頭が痛い、夜間に何度もトイレに起きる
- 薬を飲んでも血圧が下がりにくい
- 心房細動・不整脈を指摘されたことがある
- 息切れやむくみがある
睡眠中の無呼吸による酸素不足は、心臓や血管にも負担をかけます。とくに高血圧や心房細動が気になる方は、循環器内科専門医による評価が大切です。詳しくは 睡眠時無呼吸症候群と高血圧、睡眠時無呼吸症候群と心房細動 のページをご覧ください。
よくある質問
検査のために入院は必要ですか?
いいえ。当院では、簡易検査も精密検査(在宅PSG)も入院せずにご自宅で行えます。精密検査の機器もご自宅に届くため、来院の必要はありません。
検査は痛いですか?
指先や鼻にセンサーを付けて眠るだけで、痛みはほとんどありません。普段どおりの睡眠の中で測定できます。
受診したその日に検査できますか?
簡易検査は予約なしで受診当日の貸し出しが可能です。機器の在庫状況によるため、当日検査をご希望の場合は事前のお電話確認をおすすめします。
検査や治療に保険は使えますか?
はい。医師が必要と判断した睡眠時無呼吸症候群の検査やCPAP治療は、健康保険の対象となります。
いびき・無呼吸は何科を受診すればよいですか?
耳鼻咽喉科でも検査可能ですが、睡眠時無呼吸症候群は高血圧・心房細動・心不全などの心血管疾患と深く関わるため、当院では循環器内科専門医が心臓の合併症も含めて総合的に診療します。すでに高血圧や不整脈を指摘されている方は、内科・循環器内科での受診をおすすめします。
CPAPはどのくらいの数値から保険で使えますか?
CPAP療法を健康保険で行えるかどうかは、検査で測るAHI(無呼吸低呼吸指数)が基準になります。2026年6月の診療報酬改定で基準が緩和され、現在は精密検査(PSG)でAHIが15以上、簡易検査でAHIが30以上が一つの目安です(日中の眠気などの症状を伴う場合)。基準に届かない場合でも、症状や合併症に応じてマウスピースなどの治療を検討します。詳しくは検査結果をもとにご説明します。
いびき・日中の眠気が気になる方は、お気軽にご相談ください
予約なしで受診可|反町駅 徒歩4分|東神奈川駅 徒歩12分|循環器内科専門医が診療

